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FXとは?FXで利益を出す方法は2つだけ
FXとは
FXとは「ForeignExchange」の略です。「ForeignExchange」とは、正式には外国為替証拠金取引といいます。
2つの異国間の通貨の為替の差額で利益を得る取引のことです。
例えば、日本の円(通貨)を米国のドル(通貨)へ両替する場合、1米ドル=130円と基準になる為替レートをもとに行われます。
2国間の通貨の価格は日々変動しており、この価格変動の差額で取引をするのがFXです。
一見、難しそうな感じがしますが、取引自体はとてもシンプルです。
安く買って高く売る、高く売って安く買う。その差額、値幅を追求するゲームと思ってもらえればOKです。
FXは、FX会社を通して取引を行います。具体的には、FXの取引を行う専用口座を開設し、資金を入金して取引を行います。
少額から始められる投資として気軽にスタートできます。
どうして利益がでるの?
世界諸外国の通貨を交換するという点では、海外旅行のときに行う外貨両替とまったく同じです。
為替レートが期待していた方向に変動したタイミングで再び両替すれば、「為替差益」という利益が得られます。
海外旅行で出発時に交換した外貨を再び両替して円に戻す際、帰国後に円安が進んでいれば、プラスに
逆に円高が進んでいると、マイナスになり元金よりも日本円は少なくなります。
FXの取引の仕組み
同じようにFXの取引でも、為替レートの変動に伴って利益が得られます。
FXで利益を獲得する方法はものすごくシンプルで2つだけです。それは、
- 安く買って高く売る
- 高く売って安く買う
かです。
まずFXというでいう売買についてですが、FXは「差金取引」です。
売り買いするときに、旅行のような現物(実際の紙幣)の受け渡しがあるかないかの違いです。
売買に現物の受け渡しがないため、損失により決済時で未払いになることがないように
一定額の証拠金をあづけておく必要があります。
この証拠金をつかった取引のことを証拠金取引といいます。
一定額の証拠金という話をしましたが、証拠金にたいしていくら分の売買ができるかがレバレッジで決まります。
レバレッジがなければ、つまりレバレッジ1倍であれば、証拠金と同等額の売買しかできませんし、
レバレッジが100倍なのであれば、証拠金の100倍までの売買ができるということです。
FXで利益を出す方法は2つだけ
1.安く買って、高く売る
例えば1ドルが今100円の場合、1ドルが100円の時100ドル分を10,000円で買います。
為替レートは常に変動しているので、1ドルが110円になった時に100ドルを全て売ると11,000円になります。
例えば、
1ドル=100円の為替レートで10万円を1,000ドルに交換し、1ドル=110円に為替相場が変動した時点で日本円に戻した場合、
米ドルに対して日本円の価値が10円下がった(円安が進んだ)ことを意味しています。
そのタイミングで日本円に戻せば、1,000ドルに代わって11万円を受け取ることができます。
つまり、為替レートがドル高・円安に動いた結果、1万円の「為替差益」が発生します。
これが為替差益が発生する仕組みです。
これが「安く買って高く売る」です。
2.高く売って、安く買う
「高く売って安く買う」はイメージしづらいかもしれませんが、簡単です。
FXは差金決済なので、空売り、現物を持っていなくても売ることができます。
つまり、証券会社から100ドルを借りてきて売ることができるのです。
もちろん借りてきた分は全額返済しないといけません。
例えば、1ドル100円の時、証券会社に100ドルを借りて、1ドル100円なので、10,000円の利益を獲得できます。
この借りた100ドルは必ず返さないといけませんので、1ドルが90円になった時に9,000円で100ドル分を買ってかりた100ドルを返します。
結果、10000円ー9,000円で1,000円の利益が残るということになります。
これが「高く売って安く買う」です。
FXで得られる利益は2種類ある
FXで得られる利益は2種類あります。
一つは上記で説明した「為替差益」です。「キャピタルゲイン」と呼ばれ、前述の通り、為替レートが安いときに買い、高いときに売ると差額分の利益が得られます。
もう一つにスワップポイントというものがあります。
スワップとは
スワップポイントは、2つの通貨間の金利差のことです。
FXでは、金利の高い国の通貨を買い、金利の低い国の通貨を売ることによって生まれる金利差で、利益を得ることができます。
例えば、「米ドルを買って円を売る」場合は、日本より米国の方が国の政策金利が高いため、プラスの金利差が生じ、スワップポイントに相当する金額を受取ることができます。
プラスにもなればマイナスにもなるスワップポイント
スワップポイントは通貨の金利差によって発生します。金利の高い国の通貨を買い、金利の低い国の通貨を売ると、金利差による利益をスワップポイントとしてもらうことができます。
また、逆に、金利の低い国の通貨を買う場合と金利の高い国の通貨を売る場合は、金利差分のスワップポイントの支払いが発生します。
スワップポイントは証券会社がコントロールしているので、日々変動します。
少額で取引しているときは気になりませんが大きなロットをはると、ボディーブローのように効いてくるイメージです。